石牟礼道子「苦海浄土 わが水俣病」講談社文庫
2011/6/11
福島第一原発の悲劇を頭に置きつつ読んでいる。
P274「これら産業公害が辺境の村落を頂点として発生したことは、わが資本主義近代産業が、体質的に下層階級侮蔑と共同体破壊を深化させてきたことをさし示す。 ......しかしこの国の棄民政策に対して...........」
見事、今回の原発事故と重なる。
文学的には「海石」の節がもっとも美しい。

ミヒャエル・エンデ「テディベアとどうぶつたち
2011/5/29
何ていい話なんだろう。恋愛にもこんな形、こんな出会いがあっていいのかも知れない。


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