清水真哉のホームページ・地球高温化


埼玉県の川口市は、地球温暖化という表現では危機感が表れないとして、地球高温化と呼び直すことにしたそうである。
これはなかなかのヒットである。
私もそうしたい。
2009/2/23


3月17日、福岡で早くも桜が咲いた。
桜開花のニュースを憂鬱な気持ちで聞かなくてはならない時代になってしまった。
2004/3/17


アメリカと環境問題

昔、人類全体の資源消費量が限られたものであった時代には、富める者が持てる限りの資源を浪費することは許されることであった。
資源の浪費そのものよりも、環境の許容量の方が問題になってくると、持てる者が持てるだけのものを使用して良いとは簡単には言えなくなる。
「その石油は確かにお前が手に入れたものだ。だがお前が二酸化炭素をそこへ排出しようとしているこの大気はお前だけのものではない。」
地球の環境許容量を地上の全人口で割っただけしか、人は環境を汚染してはならないのである。
この問題を解決しようとして、富める者が考え出したのが排出権取引というものである。
2004/01/09


日本海で越前くらげが大量発生し漁業に大変な被害をもたらしているそうだ。
越前くらげは暖かい海を好むということで、昨年、海水温が高かったことがくらげの発生の原因だそうである。
地球温暖化はこんな形でも影響を及ぼしているということだ。
2003/10/21

茨城や千葉など太平洋側でも越前くらげが発生し始めているとのことである。
2003/12/29


沖縄をめぐる海で異常潮位が続いている。通常より15cmも海水面が高いそうだ。
理由は海水温が異常に高く、海水が膨張しているためとのことである。床下浸水まで起きているらしい。
地球温暖化による海水面の上昇は、これまで科学者によって予測されてきたが、率直に言って本当にそんなことが起こるのかと半信半疑の面があった。
それが、まだ局地的とは言いながら、予測されたよりも早く現実となりつつある。
いや、地球の平均気温の上昇、海水面の上昇と聞くと、毎年均等に上がっていくのかと素朴に思ってきたが、むしろ今夏の欧州の猛暑のように、突出した異常気象が不定期に局地的に各地で起きつつ、結果として平均値が上がっていくものと思っていた方がよいのであろう。
この夏、南欧では森林火災が頻発し、アルプスの永久凍土はドラマチックに融けていった。地球温暖化という悲劇は、途方にくれるような災害を引き起こしつつ、間違いなく、避けようもなく進行しつつある。
2003/09/02


桜の異常な早期開花。これは温暖化の兆候と言えるのか、それとも異常気象なのか。
2002/03/22


清水真哉の環境問題

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